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ー表記内容ー
台本名 | 当ページのタイトル |
作者名 | 紺乃未色(こんのみいろ) |
サイト名 | フリー台本サイト「キャラコエ」 |
台本URL | 当ページのURL |
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※個人での練習にのみ使用するときは、表記や報告は必要ありません。
概要
カテゴリ | 練習用台本(一人) |
---|---|
キャラクター | 男性・10代 |
ジャンル | ファンタジー |
設定 | 主人公は友人の熱を治すため、魔女のもとにやってくる。しかし、ハーブ薬を渡すには条件があると伝えられる。 |
注意 | このストーリーはフィクションです。実在する人物や団体、出来事などとは一切関係がありません。 |
以下の台本と対になっています。
練習用台本「あなたのハーブ薬が必要なんです」
シーン①
ごめんくださーい!
北の山奥の魔女さん。
ここにいらっしゃるとうかがいました。
お願いがあるんです。
あれ? 人の気配がしないな。
留守なんだろうか。
もう、日も暮れるっていうのに。
シーン②
あ! すみません。
うるさかったですよね。
声のボリュームは押さえますから、どうか話を聞いてほしいんです。
単刀直入に言うと、助けたい人がいるんです。
三日前から、高熱でうなされていて……。いっこうに治る様子がないんです。
医者の話では、このままでは近いうちに命が危ないと。
シーン③
そんな……。
あなたが作ったハーブの薬でなら、治るかもしれないと聞きました。
お願いします。
お金なら、なんとかしますから。
それか、なにかお手伝いできることがあるなら、僕、やってみせます。
薪割りでも、屋根の修復でもなんでも!
シーン④
本当ですか?
ありがとうございます!
それで、僕は何をすれば?
あ……、あの……。
魔法薬の材料になるとかは、かんべんしてください。
え? どうして笑っているんです?
も……、もしかして、本当に僕を煮込むつもりですか?
シーン⑤
花をとってくる?
それだけですか?
お安い御用ですよ!
それで、そのピンクの花はどんな形をしているんですか?
もう少し、特徴とか教えてください。
シーン⑥
う……。崖の上に咲く花を、月明りに照らされている夜に摘む……か。
たしかに、簡単ではなさそうです。
でも……。
僕、行ってきます。
だから、約束してください。
僕が、無事にそのピンクの花をとってこれたら、
ハーブの薬を渡してくれると。