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ボイスサンプル原稿・台本【人外バージョン②】
ボイスサンプル原稿・台本:死神
おむかえにあがりました。わたくし、死神と申します。
え? まだ天国には行きたくないと?
わがままをおっしゃっては困ります。
わたくしの仕事は、あなたのような死んだ人間の魂を導くこと。
それができなければ、上司に怒られ、昇進どころではありません。
一生平社員のまま……。そんな生活、とても耐えられそうにない。
……ああ、失礼。
これはわたくしの事情です。
とはいえ、あなたもこのまま、成仏しないのはお辛いはず。
今にわかります。
この世を永遠にさまよう魂ほど、悲しいものはありません。
よお! 待たせたな。
オレがあんたを担当する死神だ。
ほら、そのヘルメット被って、バイクの後ろ乗ってくれ。
え? どこに行くのかって?
そんなの天国に決まってんだろ。
ここからなら、ひとっ走りだから、あっという間だぞ。
落ちないように、しっかり捕まってろよ。
あ? 三途の川を渡る船だって?
あんた、いつの時代の話をしてんだ? それって百年以上前の話だろ。
天国はな、とっくに道路整備されてるんだぞ。
まあ、行ってみればわかるさ。百聞は一見に如かずっていうだろ。
ボイスサンプル原稿・台本:小さな妖精
あら? あなた、わたしのことが見えているの?
人間に姿を見られるのは……そうね、二十年ぶりくらいかしら。
なあに? そんなに目を見開いちゃって。
妖精なんて、今どき珍しいものではないでしょう?
あなたがよく見ているアニメや映画にだって、たくさん出ているじゃない。
まさか、本当にいるだなんて思わなかった、とでもいうのかしら?
ひいいい! 人間がこっち見てる。
え? ボクのこと、わかるの? ウソだよね?
そんな話……まあ、聞いたことはあるけど……。
え? ほんとに? ねえ、見えてるの? 見えてたら、うなずいてみせて。
ひいいいいいい!
怖い、そんなに見つめないで。
ボイスサンプル原稿・台本は、以下のページにまとめています。