当ページ(ボイスサンプル原稿)に限っては、クレジット表記は必要ありません。
また、自由に編集して、ご自分にぴったりの原稿に仕上げていただくことも可能です。
ただし、以下は禁止しております。
- 再配布
- 転載(コピー)
- ボイスサンプル以外での使用
※著作権は、紺乃未色(こんのみいろ)に帰属します。
ボイスサンプル以外の目的で使用したい場合は、編集不可・クレジット表記必須です。
また、当ページ以外のフリー台本については、利用規約が適用となるため、ご注意ください。
フリー台本【冬バージョン③】
冬のフリー台本(原稿):キャラクター
そこの人間。ひょっとして私が見ているのか?
いかにも、我が名は雪女。
道に迷ったのだろう? 近くの山小屋まで案内してやろう。
そう怖がるでない。伝説はただの伝説。
食べたり、殺したり、そんなことはしないさ。
私はこの山でひっそり暮らしているだけの妖怪なのだから。
やっほー。君がぼくのことをつくってくれたの?
ゆきだるまのゆきくんって名前までつけてくれて、嬉しいよ!
あれ? 固まっちゃった? おーい、どうしたのさ。
あ、いきなり話しかけたから、びっくりしたのかな。
僕は君の友達だよ。短い間だけど、仲良くしてね。
ねえ、お姉ちゃん。帰ろうよ。
雪がふぶいてきたよ?
あの光る道が気になるって……。 たしかに、キラキラしてるけど……。
ダメだよ。帰ってこれなくなっちゃうってば。
え?!ちょっと待ってよ。もう、仕方ないんだから。
私は雪の妖精。氷を使った魔法が使えるの。
あ、その顔、信じてないわね?
見せてあげるわ。なにか、リクエストくださるかしら?
かき氷が食べたい? お安い御用よ。
えい! どう? みためもサラサラで美しいでしょう?
え? イチゴのシロップ? それは自分で用意しなさいよ!
そろそろ、お別れだね。
もう、頭が溶けてきて、バケツの帽子を支えられそうにないんだ。
そんな叶いそうな顔しないで。
あ! また、来年もここで僕のことつくってよ。約束だよ?